【応募するのが怖いときの対処法】英会話にトラウマのある人間がCode Chrysalis に応募した方法
みなさんお疲れ様です、Kosukeです。
今回は、私が Code Chrysalis の Foundations コースに応募したときの経験を記していきたいと思います。
目的としては「何かに応募したり挑戦することが怖い時の対処法」をお伝えすることです。
Outline
1) Code Chrysalis とは
初めに、簡単にCode Chrysalisについて説明したいと思います。Code Chrysalis を一言で表現すると、プログラミングのブートキャンプとなります。
近年では多くのプログラミングスクールが設立されているようですが、このブートキャンプで特徴的な部分としては以下の点かと思っています。
① 基本的に英語しか使わない
以下の公式ページを見るとイメージがわきますが、Code Chrysalis では基本的に英語でコミュニケーションをとります。
参加者も講師も海外出身の日本在住者が多く、英語だけの環境でプログラミングを学習することになります。
② 相互コミュニケーション重視
Code Chrysalis では、講師からの一方的な説明ではなく、受講者同士でのコミュニケーションを重視しています。
実際の仕事をチームで行うように、海外のエンジニア志望者たちと助け合い、意見を交換し合い、プレゼンテーションを行ったりしながらプロジェクトを進めていきます。
③ スクールではなくbootcamp
私は Bootcamp と聞くと真っ先にビリーズブートキャンプを思い出すのですが、そもそもBootcamp とは「米軍が数週間から数ヶ月かけて新米兵に行う集合訓練」とのことです。
すなわち、短くてキツい訓練ということでしょう。
こわい。
以前私が見た『スペース・プレイヤーズ』という映画では、主人公であるレブロン・ジェームズの息子がゲーム制作のプログラミングブートキャンプに参加したがる場面があったのですが、日本でいうと夏期講習に参加する感覚と近いのかなと思いました。
2) 普通にこわい
海外の環境やプログラミング学習を途切れ途切れに行っていた私は、卒業生の平均年収なども含めてこのブートキャンプに興味を持ちます。しかし、色々なことが怖くてなかなか応募できませんでした。
① また今度でも…
Code Chrysalis の講座は数ヶ月に一度くらいのペースで開催されており、期限が近づく度に「英会話練習できてないし、時間取れるか分からないし、今回はやめておこうよ…」と弱気になり応募を見送っていました。
② 他で代替できないのかな…
世の中には有名大学や企業が無償で提供する評判の良い教材もたくさんあり、「同じようなことが他の講座や教材でも身につけられるんじゃないか」と悩んで応募に進めないことがありました。
特に Immersive コースだと132万円もかかるため、他の講座や教材、ネットの力で解決できないかなと考える場面はありました。
③ 英語で伝えられるかな…
Code Chrysalis に興味を持つ方は、少なからず英語を使うフィールドで活躍したいと考えていると思います。
しかし、受講前の時点で流暢に英語で何かを伝えたり聞き漏らしなく授業を受けたりできる能力がない場合もあるでしょう。
私がそのパターンでした。
「新しく学ぶ技術を英語で教えられても理解できる自信ないし、、自分の意見を周りに英語で伝えられる気がしないし、なんなら言語チェックで恥かきそうだし…」などとずっと不安に感じていました。
3) 自分に応募させる流れ
未知の環境に怖がる自分を説得するのは簡単ではありませんが、怖がり焦りながらも以下の流れが有効でした。
① やる理由を整理する
興味を持っている時というのは、そこに何かしらの希望が見えているかと思います。
多少漠然としていたり子どもっぽかったりしても良いので、自分が何に魅力を感じているのかを羅列してみます。
羅列の方法として手っ取り早いのは、人に伝える前提で整理してみることだと思います。今回の場合は、
という質問に答えないと応募出来ない仕組みになっていたため、Code Chrysalis 側に送る文章を書く前提で整理していきました。
これらの理由が「精神が揺らいだ時の支柱」となるため、本音で書いていきます。
ちなみに私が今回応募しようと思ったのは、
- 第三者のチェック付きで学習したかった
- 頭で考えコーディングできるようになりたかった
- 緊張感のある環境で学習してみたかった
- 土曜日を上手く使いたかった
- 英語のコンプレックスと向き合いたかった
- 収入が上がるきっかけにしたかった
- 現年齢で何かアクションを起こしたかった
- 計画的に今が良かった
- グローバルな環境で働く時に備えたかった
などの理由がありました。
他の選択肢を無くしてみる
また、可能であれば次回や他の道ではダメな理由も見つけておくと良いと感じました。
というのも、自分を前に進めるタイプのやりたい理由だけを見つけても、斜めに進んでしまいそうになる「他の選択肢」や、後ろに戻ってしまいそうになる「現状でも良さげな部分」が見えてくる場合があり、本腰を入れて前に進めないことがあるためです。
そこで、分岐点や後戻りでは自分を満足させられない理由 (例えば、現職にとどまってもお局がいるだけだし…とか、他の講座では特定の経験が出来ないしな…といったネガティブな理由)も見つけておきます。
そうすると、前に進むのが怖くても(それよりマシな選択肢が無いと感じて) 覚悟を持つことができ、前に進む前提でどう過ごすか、という意識に切り替わると思います。
② 懸念点に折り合いをつける
応募する理由を見つけた後は、時間やお金といった、現実的な問題に折り合いをつけていきます。
例えば、「大好きなアイドルのイベントがあるのに授業なんて入れられないよ…」という時間的、あるいは金銭的な懸念点です。
折り合いをつける目的としては、応募するかしないかの決定を、最終的に精神次第にしておくためです。
応募に対する現実的な障害があるとそちらを優先してしまいがちですが、「アイドルのイベントは他の日にもあって、グッズはそんなに欲しいのないから大丈夫そう!」と折り合いをつけることができれば、グッと応募しやすくなります。
応募するかしないかが精神的な恐怖次第になれば、それを乗り越えられるとっておきの方法があります。
③ 恐怖の直前まで準備を進める
現実的な問題が落ち着いたら、あと解決しなければいけないのは精神面です。
実際に現実的な問題への対処ができたと感じても、精神的な恐怖が消えずに応募や挑戦を見送ってしまった経験はないでしょうか。
そんな時に使えるのが「恐怖がやって来る直前まで準備する」という方法です。
例えば、気になるあの子を誘う時に怖いのは、よくよく考えてみると「最終的に誘った後の反応」だったりしますよね。
見方を変えれば、どんな誘い方が良いか調べたり、誘うための言葉を準備したりするといった誘う直前までの準備は別に怖くないというわけです。
今回の場合だと、応募するまでの「やりたい理由」をまとめることや応募用の文章を作ること自体は別にこわくないと自分に言い聞かせ、少しずつ進めていきます。
そして、「あとは送信ボタンを押すだけ」という状態まで準備します。
送信ボタンを押すと(おそらく)恐怖がやって来るわけですが、応募までの障壁を「ボタンを押すだけ」というところまで下げると、大して怖くなくなります。
そしてついにLanguage check inの連絡が来て英語で話すことになるのですが…それはまた次回にお伝えしたいと思います。
4) まとめ
今回は、応募や挑戦への恐怖を乗り越える方法を紹介していきました。
まとめると、
- やりたい理由や見出した希望を整理し、
- 現実的な問題に折り合いをつけて、
- 応募の直前まで準備を進める
という流れになります。結果として、恐怖の原因となるトリガーの精神的な負担が非常に小さくなります。
余談ですが、どれだけ直前まで準備しても、やはり精神は最後まで揺れ動きますので、やりたい理由の整理と現実的な問題の対処ができたらOKサインだと考えて良いと思っています🙆♀️
そして次回は、『英会話にトラウマのある人間がCode Chrysalis のFoundations コースに応募してみた結果』をお送りしていきたいと思います。
実際の応募の流れや初回授業の感想まで書いていこうと思うので、Code Chrysalisに興味のある方はぜひご覧ください!